2018年12月1日
歯科衛生士の中村です。先日下松市立中村小学校で5年生を対象に講演をしました。
「歯科衛生士ってどんな仕事?」という演目で、仕事内容についての話をしたあと、実際に子供たちに歯を赤く染めてもらいブラッシング指導を行いました。
給食後の5時間目の授業でしたが、真剣に話を聞いてメモをたくさん取っている様子が印象的でした。
予防歯科について尋ねると定期的にクリーニングを受けているのはクラスの半分くらいでした。 毎日の歯みがきと定期的な歯科でのクリーニングで、お口の中の健康な状態が維持できます。
子供たちが歯の大切さを知り、自分の歯のケアを心掛けて、一生自分の歯で食べることができるよう願いながら話をしました。 ブラッシング指導では、赤くなっている歯を見てみんなびっくりしていました。
「意識せずに “磨いている” のと意識して“磨けている”のとでは全く違うんだよ」 ということを話すと、みんな鏡を見ながら角度に気を付けて丁寧に磨いてくれました。
講演を聞いた子どものお母さんから「今まで歯みがきを適当にしていたけれど、話を聞いてからは見違えるほど丁寧 に磨くようになりました。お話がとても心に響いたようでした。」ときいて、歯を大切にしないといけないという気 持ちになり実行に移してくれたことを、私はとても嬉しく思いました。
子どもから大人まで日々多くの患者さんと接していますが、一人でも多くの方に歯の大切さをもっと知っていただき 私たちの仕事が皆さんの健康の一助となれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。